インド食器の取り扱いについて





*弊社で取扱っているインド食器について*





全ての食器類、直火・電子レンジ・オーブンでの使用不可です。
食洗器での使用も、食洗機用洗剤や熱の影響を受けやすいため、食洗機で洗うと酸化・変色するおそれがあるため使用不可です。
もしお使いになられる場合は自己責任でお願いします。







弊社で取扱っている食器類はすべてインド、ネパールクオリティです。
全ての食器に傷がついています。黒ずみも凹みも変色もあります。





インドの工場から船まで運ぶときにトラックに乗せます。
インドのトラックは日本のトラックのように密閉されている立派なトラックではありません。
また、食器を手作りの木箱に入れて運んでいます。
道もちゃんと整備されていないのでガタガタです。
アスファルトではないので砂埃もすごいです。
食器はプチプチなどの梱包材はまかれておらず、薄いビニールに入れられているだけです。
なのでガタガタ道で食器がガッチャンガッチャンなり傷だらけ、砂だらけになります。




インド、ネパール人は傷だらけだろうが砂だらけだろうが気にしません。
状態がどうであろうと使えれば問題ないと、細かいことは気にしないお国柄の方たちです。
その状態のままの食器を弊社は取扱っております。





日本で育った身からすると、「これが新品なの?」という状態です。
最初から砂だらけ傷だらけ、不良品と思われても仕方ない食器たちです。










上記の写真の状態は「良い」「まあまあ」「悪い」の三段階で分けるとしたら「まあまあ」くらいの状態なのでネットでは販売しないようにはしています。
(大量にご注文を受けた場合全部を袋から出してしっかり検品せず出すこともあるのでこの状態のものが届いてしまうときもあります。)



また、コッパーは空気、水で変色する材質のものです。
製造過程で湿った手で触れていたり、湿気・輸送中の雨で濡れたなどでブロンズ色に変化していたりするコッパー製品も多々あります。
変色については、コッパー製品なので使用していくうちに全体がブロンズ色になるので気にならなくなります。
(コッパー製品はブロンズ色になっているときの状態が一番いいとされています)





そういうのも含め弊社では傷・凹み・黒ずみ・変色のある商品でも不良品扱いはしておりません。


ですので、神経質な方は購入をご遠慮ください。


それでも問題ないと、海外製品にご理解のある方のみよろしくお願いいたします。
傷だらけで、変色していても使用する分には問題のない商品です。

どれも遠い国からきた素敵な食器達です。



素敵なご縁がありますように。










*コッパー製品について*

銅製品は変色しやすい材質です。
銅は空気や水に反応し、ブロンズ色に変化します。
使い始めの頃は銅が水滴と反応し、点状に茶色く変化し、見た目はよくありません。




左側のコッパープレートが3か月間ちょこちょこ使用し、水滴をそのままにして乾かした経過です。
使い続けるうちに全体がブロンズ色に変化していきます。

使い続けることで変化していくのを楽しむのも銅製品の良い所ですが、もし初期の色のままがいい場合は、洗った後すぐに水分を十分に拭き取り乾燥させ、湿気のないところで保管してください。

水滴をそのままにして乾かすと、上記の写真のようになり食器用洗剤などでは落とせなくなります。
また、銅と反応し中のステンレスもサビることがありますので洗った後はすぐに水分を拭き取ることをおすすめします。









*ステンレス製品について*


ステンレスはサビに強い金属ですが、サビないわけではありません。
長時間異なる金属と接触していたり、水分や塩分の多い食材を入れたままにしたり、湿気の多い場所での保管はサビの原因になります。
洗った後は水分を拭き取り乾燥させ、湿気のない所で保管してください。
アルミたわしなどでこすると傷つきやすいので柔らかいスポンジで洗うのをおすすめします。



また、洗った後に黒ずみが出る場合があります。



これはステンレス表面の酸化被膜がしっかり定着していない状態から発生する現象で、強く擦ったり、もともとあった細かい傷から黒ずみが出ることがあります。

この黒ずみは食器用洗剤などでは落とすことができません。
そのまま使用して頂いても衛生上の問題はございません。
2週間ほど続けて使用して頂ければ気にならなくなるものですが、気になるという場合は以下の方法をお試しください。


鍋にクエン酸、または食酢を10対1の割合で加え数分間沸騰させます。
(クエン酸、又は食酢を多くいれてしまうと黒ずみが余計悪化するのでご注意ください)
数分間の沸騰後、1時間ほどそのまま放置します。





放置した後、台所用洗剤で洗っていただくと黒ずみは解消されます。






もともとの傷がひどい場合は完璧に落とすことはできませんが、抵抗なく使用できるくらいには落とせます。


また、クエン酸、食酢の影響でコッパーの色が少し変化しうっすらピンクっぽくなります。





アルミたわしなどでこすると中が傷つき黒ずみが出る原因になるのでお気を付けください。
また、弊社で取扱っている食器類はインドから輸入している製品なのでもとからほとんどのものに細かい傷がついています。
なので製品の特性上、どうしても黒ずみが発生しやすい状況です。





上記に書いた通り、傷、黒ずみ、凹み、元からのコッパー製品の変色は弊社では不良品扱いしておりません。
サビや黒ずみも製品の特性上のもので不良品ではないので、使用後に黒ずみが発生した、錆が出たなどの理由で返品交換は致しかねますので予めご了承ください。

ご理解の程、どうぞよろしくお願いいたします。