インド料理屋でバイトしてた時の話「面接編」

インド料理屋でバイトしてた時の話「面接編」










私が高校生の頃の話です。


高校1年生から3年生になるまでデリバリーのお寿司屋さんのキッチンで働いてました。
お寿司屋さんは、メンバーがとっても良かったんだけど店長がすごく、ものすごーくめんどくさい方で、いろいろありお互いバッチバチに嫌いあってました。(嫌いあってた理由を書くとものすごーく長くなるので省略)



とてつもなく店長が嫌いで辞めたかったけど、今やめたら店長に負けた感じがして嫌だ!なんて変なところで負けず嫌いを発揮し、店長が異動になるまで待っていたら1年半も経過していました。
(普通だったら半年~1年で店長は違う店舗に異動になるはずなのに、まったく異動にならず、、、なぜ???)



店長が異動になったころには私高校3年生になっておりました。



もう2年もやったしな、そろそろ違うバイトがしたいな~と思い、いろいろ探していた時、学校の帰り道、家の近所にインド料理屋さんが新しくできていて、バイト募集の張り紙があったんです。
A4の紙に「バイト募集 090-・・・」





次の日、いつも学校一緒に行ってる子に
私「近所にインド料理屋さんできててねバイト募集してるんだけど、応募してみよっかな~」
友達「へ~インド料理屋さん?応募の条件とかは?高校生OKのところ?」
・・・ほう。応募条件のことなんて考えてなかった。




応募条件を聞かねば~!と、その日の帰り、さっそくお店に行きました。
お店の前についたらちょうどお店の方が外に出てきていたので、





自転車に乗ったまま(今思うと失礼だな、、、)
私「あの!バイトの募集って高校生大丈夫ですか?」
スタッフ「バイトしたいこ?今面接する~?おいでおいで」
私「あ、はい、、、え、、ちょっ、、」


急いで自転車から降りてお店の中へ



ス「座って座って。 学校の帰り?何年生?」
私「そうです。3年生です。」
ス「3年生か~。何曜日出れるとかある?」
私「今は部活やってるので土日月しか出れないです・・・夏休みはいっぱい出れます!」
ス「そうか~。あ、名前とか住所書かないとだよね。ちょっと待ってて。・・・はい、これに名前とか生年月日とか出れる日とか書いて!」
そうやって渡されたA4の白い紙。


あとラッシー。飲んでねって。私このときが初ラッシーでした。




履歴書じゃないのでね、白紙なのでね、もちろん志望動機やらは書いてないです。


最低限の私の情報を書いて、面接してくれたネパール人(当時はインド人だと思ってた)とちょっと世間話して、1週間くらいしたら連絡するね~と言われ帰宅しました。



なんともゆるかったです。
とてつもなく緩かったです。





面接してから1週間経っても連絡こず。
あ~こりゃ落ちたな。違うバイト先探すか~なんて思ってたら固定電話からの着信。


だれだ?なんて思って出たらインド料理屋さんからで、
「バイトあなたに決めたよ~。近々お店これる~?」
と言われ、学校から帰宅途中だったので「今行けます!」とすぐ向かいました。



お店についたら
「久しぶりだね~。はい、ラッシー」
とまたラッシーくれた。



「応募ね13人くらいあったんだけどね、あなたに決めたよ~よろしくね~」と。



「あ、次来るとき履歴書も持ってきてもらえる~?」

バイト決まった後に履歴書持参。




それから働く時に着るクルタというネパールの民族衣装を着させられ、
「似合う似合う~。働く時はこれ着てね~」
とクルタを頂き、いつから働ける~?じゃあ来週からよろしくね~と、とんとん拍子で決まりました。





クルタを着た写真を探してたんですが全然なくって。
そういやプリクラ撮ってた気がすると探したらありました。
右が私です。
クルタを着てプリクラ撮るなんてやることが若いですね。


わかるかな?
このクルタめっちゃかわいいんです。
斜めにしてるショールで見えてないんだけど花の刺繍がしてあって袖はレースでぷっくりしててズボンは水玉でめっちゃかわいかったんです。


私このクルタを着るまでは好きな色ピンクだったんです。
乙女でしょう。ふふふ
でもクルタを着るようにになってから青が大好きになったんです。


それくらいこのクルタめちゃくちゃかわいかった。
本当に、かわいかった(笑)
2年間着てたらボロボロになって捨てちゃったんだけどまた同じのが欲しいと思ったくらいお気に入りだった。



でね、2代目のクルタがね、かわいくなかったのー!
周りのスタッフは似合う似合うなんて言ってくれてたけど、私は嫌だったの!(わがまま)
え~似合わないよこれ~違うのがいい~前のがいい~って文句垂れてました。
どうせ他のクルタはないから変えることできないですし。
文句垂れるくらい許して(笑)

ずっと拗ねてるものだから周りのネパール人は一生懸命私をおだててくれました。
優しいねみんなありがとう(笑)



2代目のクルタはまだ手元にあるんですよ。
ボロボロだけど(笑)
写真ないから今度撮りますね!
見たらきっと私が文句垂れる理由がわかると思う!(笑)








当時、インド料理屋さんのバイト受かってなかったら今の私はいないですね。
こうやってマユールさんで働けてなかったし、私の人生において本当に大きすぎる出来事でした。
今思うと(笑)



高校生の頃は外人の方と一緒に働くことに不安も心配もなかったというより何も考えてなかったんでしょう。
あの頃は新しい環境が楽しみでしかなかったんだろうなと思います。




インド料理屋さんで働くのとっても楽しいですよ。
言葉の壁はあるけど大抵ニコニコしながら
「そうなの~」
「へ~~~」
「お~~~」
「あはははは~」
って言ってればなんとかなるもんです。


笑顔は世界共通です。


完璧に聞き取ろうとしなくていいんです。
何回聞き返しても何言ってるか分からないものは分からないんですから。

分かったふりして返事しとけば相手も満足するんです。
お互いハッピー、万事オーケー、会話成立です。


なんとな~く伝わってたらそれでいいってことよ。(`・ω・´)b




もしバイト探してたりしたら是非インド料理屋さんも候補に入れてみてくださいね☆彡